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徳田悠希が徳島各地で講演し、のべ150名と対話しました!

メンバーの徳田悠希が徳島を訪問し、各地で計5回のべ150名と、イベントや学校でお話しました!

昨年10月、連携する議員ウォッチプロジェクトが展開する「議員ウォッチ47」で徳島を訪問。当時十分にできなかった、「市民のみなさんと核兵器について考える場づくりを」、ということで、地元で議員ウォッチに関わる児島さんのコーディネートの下、3月12日から17日まで徳島を訪れ、親子サークルや高校、市民の会などでお話しました。

14日は、フリースクール「トエック」の保護者のみなさんと、遊びに来てくれた小学生4名と一緒に、私たちと核兵器ってなに?をテーマにディスカッション。

対話の中で、参加してくれた4年生の子が「私にできることってある?」と聞いてくれたことや、「家族で私だけ戦争くるかも、怖いって思ってる」と不安を教えてくれるなど、一人ひとりが戦争や核兵器と向き合う時間になりました。

参加してくれた保護者の中には、「うちの子供が通っている学校でも講演できないか聞いてみようか?」など、それぞれができることをしようと思ってくださる場面、そして輪が広がる瞬間がたくさんありました。

翌15日は親子サークルで「対話で描く子どもたちの未来~核なき世界~」を開催。中学生5名を含む30名以上の参加がありました。

ここでも核兵器禁止条約を中心に、核兵器と私たちについてお話したあと、対話の時間を設けました。あるグループでは、「核抑止は必要だと思う」という意見を持った人も。「核抑止とはなにか」「仮にそうだとして、今ほど大量の核兵器がいるのか」「その場合の犠牲はなにか」など、それぞれの意見を咀嚼しながら、自分たちの生きる世界を見つめる機会となりました。

そして16日は、3か所で講演。まず徳島県立名西高校の1年生70名へ、歴史総合の時間をいただいて講演。

「核のボタンって?」という導入から、「核兵器を落とす側から、落とされた側の視点へ」という核兵器と自分を結びつける内容でお話しました。

世界の動きとして核兵器禁止条約や、そこでのアドボカシー活動を紹介。それぞれのやり方で、考えることがまず一歩になります。きっかけとなる時間をいただけたことに、感謝しています。

午後には、鳴門市で平和の会主催のイベントに登壇。長く市民活動に関わる方の参加が多く、徳島での核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書に取り組まれている方から現状の共有があったり、若い世代とどう取り組んでいくのか、など、活発な意見交換がされました。

最後は、徳島大学で、大学生と地方議員、市民が集まり、月に1回行われている意見交換会に参加。

意見書提出の際に、議員のみなさんが感じている葛藤や難しさを共有するとともに、地方から何を発信できるか、という話題になりました。また、核抑止が必要だ、という声に、私たちがどう向き合っていくのか、市民の中で議論を深めていくのかについて、それぞれの視点から議論を深めました。

今回の徳島訪問では、核問題に関心が高いわけではない、「初めて考えます」という方の参加が非常に多く、どこか遠くに感じてしまう核兵器の問題を、自分にひきつける貴重な場をたくさん持つことができました。次に繋がるお話がたくさんあることにも感謝です。

コーディネートしてくださった、児島さん、山子さん、餐場先生はじめ、お世話になった方々、ありがとうございました!

徳島での取り組みがメディアで報道されています。
朝日新聞 どうする核廃絶 上智大生が講演、若者らと意見交換

(執筆:徳田悠希)

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